2006年05月15日

相続税の猶予と免除

 私が買収する土地は田畑が多いです。

 田畑を相続する時には、こんな特典(といっていいかしら・・・)

 がつく場合があります。

 相続税の猶予 

 相続税の猶予があるから売りたくない!

 という地主さんがいますが


 チョット待って。

 誤解されてる方が結構いらっしゃいます。

 田畑の相続税の猶予には次の条件が必要です。



  @ 相続人が農業委員会が認めた農業従事者であること

  A 市街化調整区域の農地であること

  B 市街化区域の生産緑地の指定をうけていること

 
  @は絶対条件で、AとBで猶予期間が変わってきます。
 
  Aに該当していれば、相続税の猶予は20年です。

  20年経過した日、もしくは被相続人の死亡時に相続税は

  免除されます。

  但し、この期間中に売却すれば猶予利子を足して相続税を

  払わなければいけません。

  なので、この期間中に売ってもらうことは、やはり難しいですね。

  但し

  農地の20%までの売却なら猶予は認められます。


  次が問題です。
  
 
  Bに該当していれば、平成4年1月1日以降に発生した相続に

  おける相続税の猶予は20年ではなく、一生涯となります。

  死ぬまで農業従事者であり続けなければなりません。

  (平成3年12月31日までなら20年の猶予です)


  私が買収する田畑はAに該当するものはありません。

  市街化調整地域は原則、宅地開発ができないからです。



  Bに該当する地主のみなさま、もう一度相続された年を

  ご確認くださいませ。

  あなたの子供さんは、一生涯農業を続けれますか?



 ちなみに
 
  相続税の猶予とは、農地にかかる相続税が猶予される

  ということでその他の不動産、動産にかかる相続税は

  猶予されません。

     (当然といえば当然ですが、お間違えなく)


posted by ようこ at 00:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 相続税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!
凪です♪

ネットの調子が悪くて
なかなか伺えませんでした・・・

相続については、
私、色々と思い出があります。

こればっかりは、
本当にようこさんの言うとおりですね。

Posted by 凪(なぎ♪) at 2006年05月15日 15:26
こんにちは!

毎回勉強になります。先に謝っておきます。ごめんなさい!今日、お客サンに、前回の記事に書いてあった、「相続で、子供たちに遺恨を残さないでください」をパクリました!
反応は?というと、多分土地を売るのではないかと、、、 恐るべし!
Posted by at 2006年05月15日 17:26
私も二年前まで農業委員を議会から任されていたので農転は議題に上りました。
最近は放す人が増えてきてますね。
Posted by 日本一のみかん農家 at 2006年05月15日 22:13
【凪さん】
こんばんは〜、お久ぶりです♪
相続には10人10色の物語がありますよね。

【直さん】
エッ、それってお役に立てたってこと?
どんどんパクって下さい(笑)
直さん、そのお客さん紹介して〜!!!

【みかん農家さん】
農業委員の方には、いつもお世話になります(ペコリ)
後継者がいないと、やはり手放すことを
考える方が増えるでしょうか。
Posted by ようこ at 2006年05月15日 22:39
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